Minatomirai Child Development Center
親御さんのお困りごとをお話しいただき、その生活のエピソードをもとにRDIをご紹介する小さな会です。ご参加をお待ちしています。
新型コロナの影響で2022年のセミナーの予定はありません。
RDIは親御さんとお子さんの生活の質に焦点を当てた唯一のプログラムです。かかわりは相互作用、親御さんの生活の質が向上すれば、お子さんの生活の質も向上します。親御さんが動的にかかわればお子さんの脳は動的になります。療育施設やデイサービスで専門家の方にお任せする形というより、現実生活の基本となる家庭での親子のかかわりの質に焦点を当て、親御さんが、ストレスをためずに、その日その日の成長を、お子さんと一緒に歩き、成長を底上げしていけるような、かかわりのプロとなることを目的としています。現実の生活こそが動的な脳を形成する場なのです。
多くの研究の結果、自閉症スペクトラムの人々は、IQや言語能力にかかわらず、神経伝達に問題があるということがわかっています。脳の静的部分に過剰に神経が行き、動的な部分へは行きにくい、つまり、答えが一つのもの(計算、漢字、過去の事実の記憶など)には能力を発揮するけれど、上で記したような柔軟に頭を働かせなければならない事柄には対応できにくいという事になります。
しかし、脳は可塑性を持っています。神経回路はいつでも変わることができるのです。いくつになってもです。
通常の発達をする子供たちは、どうやって、この動的な能力を習得していくのでしょうか。
子どもたちは親の見習いとなり、熟練された大人に「案内(ガイド)」されながら、徐々に複雑な経験をつみながら、常に変わり続ける社会のシステム(動的システム)へ参加してゆく能力を身につけるのです。
RDIでは、この成長過程を、ガイドと見習いという関係(マインドフルガイド)の中で最初からもう一度「補習授業」をしてゆきます。
「子どもは、私たち大人に、挑戦とチャンスをいつも提示してくれている。彼らから発している私たちへのチャレンジは、小さな子供が能力のある成人になるためのたくさんの小さなステップを、私たちが見極め、理解し、評価するところに存在する。そのチャンスは、ガイドしている私たち大人に与えられた特権であり、ゆっくりとしたペースの日々の中で、その成長の奇跡に驚き、喜びを与えられることだ。」
~スティーブ=ガットスタイン2006~
通常、赤ちゃんは探求心に富み、かかわりたい、育ちたいというモチベーションでいっぱいです。 そして、親は育てたい気持ちでいっぱいです。この両者のニーズ(育ちたい―育てたい)が一致してこそ子育ては成立します。
しかし、もし、赤ちゃんに育ちたい意欲が欠けていたらどうでしょう。 親は「一緒にのる」ことができず、かかわりに全面的に責任をもってしまうのではないでしょうか。 そして、お子さんとの関係が、次第に子育てではなく指導という形になっていないでしょうか。
RDIのプログラムは、子どもの成長が障害によって成長しにくい、中断された時に、家族が自然にガイドする関係を助けるためのもの、回復させるために作られたプログラムです。 家族はRDIの認定コンサルタントとともに、それぞれの家族のなかにある可能性を引き出してゆきます。 私たちのゴールは、親御さんが、ガイドとして習得した知識と方法をどう使うのが最適なのかを提示し、お子さんの脳の発達をバックアップできる能力を持っていただくことです。 家族が健全に機能するため、障害によって欠落した部分をもう一度最初から支える「二度目のチャンス」を提供するものです。
子どもが動的な社会の中で、大人や周りの人々の見習いとしての経験から学べるよう、また、自信と能力を持って自力で社会に出ていけるようガイドできる方法を親御さんに学んでいたくこと。
また、子どもが本質的な意欲を持つ責任、動的な知性を持つための神経の基礎を獲得できるよう、ガイドする方法を親御さんにご指導することです。
通常、赤ちゃんは探求心に富み、かかわりたい、育ちたいというモチベーションでいっぱいです。 そして、親は育てたい気持ちでいっぱいです。この両者のニーズ(育ちたい―育てたい)が一致してこそ子育ては成立します。
しかし、もし、赤ちゃんに育ちたい意欲が欠けていたらどうでしょう。 親は「一緒にのる」ことができず、かかわりに全面的に責任をもってしまうのではないでしょうか。 そして、お子さんとの関係が、次第に子育てではなく指導という形になっていないでしょうか。
RDIのプログラムは、子どもの成長が障害によって成長しにくい、中断された時に、家族が自然にガイドする関係を助けるためのもの、回復させるために作られたプログラムです。 家族はRDIの認定コンサルタントとともに、それぞれの家族のなかにある可能性を引き出してゆきます。 私たちのゴールは、親御さんが、ガイドとして習得した知識と方法をどう使うのが最適なのかを提示し、お子さんの脳の発達をバックアップできる能力を持っていただくことです。 家族が健全に機能するため、障害によって欠落した部分をもう一度最初から支える「二度目のチャンス」を提供するものです。
子どもが動的な社会の中で、大人や周りの人々の見習いとしての経験から学べるよう、また、自信と能力を持って自力で社会に出ていけるようガイドできる方法を親御さんに学んでいたくこと。
また、子どもが本質的な意欲を持つ責任、動的な知性を持つための神経の基礎を獲得できるよう、ガイドする方法を親御さんにご指導することです。
私たちのほとんどが幸運にも普通に子育てをし、普通に子どもは育ってくれています。 子育ては難しいと思うこともあるけれど、実際にはすばらしい財産を残してくれます。 子どもの成長は、親が自然で直観的なガイドをする関係の中で起きるものです。 私たちが思うように子育てができたなら、ガイドする関係という脳のバックグラウンドで起きる心が構築されるプロセスには気づかないままだったでしょう。 つまり、なにも問題が起きなければ、何も起きないが、もし問題が起きたら?例えば、お子さんが神経の弱さを持って生まれてきたら、神経のプロセスが遮断されたら、いったいどうなるのでしょうか。
能力のあるガイド(親)は、子どもの能力の「限界」を決めるための信頼できる評価を、子どもから得ることができます。 つまり、正確な現在のお子さんの成長のレベルを知っているということです。この評価がなければ、ガイドはもはや安全な形で生産的チャレンジを子どもに提示することもできません。 ましてや神経系の問題を抱えて生まれてきたASDの子供たちをガイドするとなると、どんなに有能な親であっても、そのチャレンジのプロセスはすぐに崩れるでしょうし、ガイドすることは困難を極めることでしょう。 2001年にRDIがスタートするまで、動的な脳の発達、神経の成長を促すために、親や大人が子どもを「ガイドする」という関係は見逃されてきました。 むしろ、親や療育者が全面的に責任を持って、お子さんを「指導」する形が主流でした。
私たちのほとんどが幸運にも普通に子育てをし、普通に子どもは育ってくれています。 子育ては難しいと思うこともあるけれど、実際にはすばらしい財産を残してくれます。 子どもの成長は、親が自然で直観的なガイドをする関係の中で起きるものです。 私たちが思うように子育てができたなら、ガイドする関係という脳のバックグラウンドで起きる心が構築されるプロセスには気づかないままだったでしょう。 つまり、なにも問題が起きなければ、何も起きないが、もし問題が起きたら?例えば、お子さんが神経の弱さを持って生まれてきたら、神経のプロセスが遮断されたら、いったいどうなるのでしょうか。
能力のあるガイド(親)は、子どもの能力の「限界」を決めるための信頼できる評価を、子どもから得ることができます。 つまり、正確な現在のお子さんの成長のレベルを知っているということです。この評価がなければ、ガイドはもはや安全な形で生産的チャレンジを子どもに提示することもできません。 ましてや神経系の問題を抱えて生まれてきたASDの子供たちをガイドするとなると、どんなに有能な親であっても、そのチャレンジのプロセスはすぐに崩れるでしょうし、ガイドすることは困難を極めることでしょう。 2001年にRDIがスタートするまで、動的な脳の発達、神経の成長を促すために、親や大人が子どもを「ガイドする」という関係は見逃されてきました。 むしろ、親や療育者が全面的に責任を持って、お子さんを「指導」する形が主流でした。
親や、自分より経験のある相手のサポートのもとに積極的にかかわりを持つ子どもは、チャレンジのある学び(自分の能力よりちょっとだけ難しいレベルの問題と状況)が与えられ、高いモチベーションを持ち、発見と世界を広げたいと思う能力を発展させ、さらには自分の能力を発展させるうちに、自分を、またガイドとなる相手を信頼するようになります。
通常は生まれて1年以内に乳児はガイドする関係の中での成功を経験します。 科学者がいうところの「学習」という心の状態に入ることで、不確かである経験に対応することになります。 子どもが「学習」という状態に入った時、動きはゆっくりになり、注意が深くなり、意識がはっきりします。 いったん、新しい状況に関与すると、子どもの脳にパワフルで高度な神経伝達が発生します。 彼らの脳は発見を始め、新しいコネクションを見つけようとするし、問題を解決するために、さらに新しく集約された神経を最適な形で決定することができるのです。
機能的にガイドする関係を受けない子どもは、人生それ自体が恐怖に満ちたものとなるでしょう。 自発的な新しいチャレンジの機会を経験しないことで、いつも不安や恐怖感を感じる日々を送ることになります。 本能的な好奇心や理解したい気持ちは埋没してゆきます。子どもは自分が自信がなく弱いものと感じることになります。 世の中に自力で出てゆく自信も持てないでしょう。新しい問題や状況を経験することはとても難しいと感じ、新しい情報はあまりにも、自分の世界からはかけ離れたものになるのです。 結果、新しい問題や人に対して避ける、ひきこもることになるのです。 親からのガイドする関係がなければ、子どもの脳は発展、成長しません。 子どもの心が変化を理解したり、いろいろな視点から世界を認知し、白黒はっきりさせるより、中間のグレーな部分を理解する能力は育たないでしょうし、好奇心を持ち、不思議に思ったり、即興で何かを作ったりする能力も育たないでしょう。 また、ある問題が計画通りにうまく行かないと、応用ができにくく、問題を解決するすべを知らないため、自信も持てないでしょうし、一方で、親の方も、ゆとりと自信を持って子どもを評価することができないという結果にならないでしょうか。
機能的にガイドする関係を受けない子どもは、人生それ自体が恐怖に満ちたものとなるでしょう。 自発的な新しいチャレンジの機会を経験しないことで、いつも不安や恐怖感を感じる日々を送ることになります。 本能的な好奇心や理解したい気持ちは埋没してゆきます。子どもは自分が自信がなく弱いものと感じることになります。 世の中に自力で出てゆく自信も持てないでしょう。新しい問題や状況を経験することはとても難しいと感じ、新しい情報はあまりにも、自分の世界からはかけ離れたものになるのです。 結果、新しい問題や人に対して避ける、ひきこもることになるのです。 親からのガイドする関係がなければ、子どもの脳は発展、成長しません。 子どもの心が変化を理解したり、いろいろな視点から世界を認知し、白黒はっきりさせるより、中間のグレーな部分を理解する能力は育たないでしょうし、好奇心を持ち、不思議に思ったり、即興で何かを作ったりする能力も育たないでしょう。 また、ある問題が計画通りにうまく行かないと、応用ができにくく、問題を解決するすべを知らないため、自信も持てないでしょうし、一方で、親の方も、ゆとりと自信を持って子どもを評価することができないという結果にならないでしょうか。
FCPは、子どもの成長と最終的な成功には(1)親とコンサルタント(2)親と「見習い」としての子どもとの関係が成功のカギとなります。 GPが成功するのは確固とした親と子の関係が築かれた時で、動的な知性の成長のために学びの環境が整った時と言えるでしょう。 親御さんが100%の責任を持ってお子さんを「指導する」関係ではなく、人との関係は対等のものという意識を持ってかかわることができるようになったとき、親子の健全な責任のバランスが築かれます。
成功はまた、「見習い」としての子どもの能力が、親以外の他の大人(先生や親戚の人、クラスメイトなど)に移行したときでもあります。 成功したかどうかは、目標課題を行い、マスターしたかどうかで測れるものでもなく、むしろ、子どもの脳の成長に、一生にわたるチャンスを作ってあげることです。 つまり、お子さんが自力で社会に参加できるよう、親御さんが豊かな地盤を作ってあげることです。
まずは、親御さん、家族の他のメンバー(年齢はいくつでも大丈夫)です。 次第にお子さんは家族内で経験したガイドの関係を、外の環境に(先生やクラスメイト)自力で広げてゆきます。 いろいろな人の見習いとなることを経験し、観察し学び、社会に自力で参加できるようになります。
時間は決まっていません。どちらかというと量よりは質です。 たくさんかかわるのではなく「どうかかわるか」です。プログラムはお子さんと親御さんが、自然な、普通の子育てに向かう環境を妨げるものについて対応するように作られています。 だから、生活の中の、いつでもどこでもチャンスを見つけることができるのです。 親御さんが日々のいろいろな場面でガイドのチャンスを見つけ、実行し、評価発見できることが必要なのです。
まずは、親御さん、家族の他のメンバー(年齢はいくつでも大丈夫)です。 次第にお子さんは家族内で経験したガイドの関係を、外の環境に(先生やクラスメイト)自力で広げてゆきます。 いろいろな人の見習いとなることを経験し、観察し学び、社会に自力で参加できるようになります。
時間は決まっていません。どちらかというと量よりは質です。 たくさんかかわるのではなく「どうかかわるか」です。プログラムはお子さんと親御さんが、自然な、普通の子育てに向かう環境を妨げるものについて対応するように作られています。 だから、生活の中の、いつでもどこでもチャンスを見つけることができるのです。 親御さんが日々のいろいろな場面でガイドのチャンスを見つけ、実行し、評価発見できることが必要なのです。
ご両親が、お子さんとのかかわりに自信と能力をつけていただくために、コンサルタントがお手伝いします。 コンサルテーションでは、ミーティングとオンラインでのビデオ評価を行います。 スカイプによるミーティングも可能ですので、海外や当センターから遠くにお住まいの方でもコンサルテーションが可能です。
セミナーでは、RDIの基礎知識、お子様とのかかわり方についてのご相談を承っています。 お子様の問題点を直接ご相談いただけるよう、個人ベースで(1:1)で行います。日時はお問い合わせください。 セミナー後、コンサルテーションをご希望であれば改めてご連絡いただいています。 また、セミナー後、6か月に限り、単発でのご相談も承っています。
当センターへお越しいただけないご遠方にお住まいの方へは、スカイプを利用してのご相談を承っています。 あらかじめ予約を取っていただき、お子様とのかかわりについてのご質問にお答えします。
親御さんにガイドされ、親御さんだけでなく他の大人の見習いとして複雑で動的な外の世界を意識するようになると、グループでのかかわりを導入しています。 自分の責任で問題解決をする、より複雑な思考に挑戦する、他との協調や他への興味、仲間意識を深めることなどを目的としています。
開催日:土・日 開催場所:横浜・大阪・沖縄
*ロサンゼルス地域でのグループセッションご希望の方を募集中です。